2004年12月

2004年12月31日

30日間Linuxメールセミナーシステム障害復旧のお知らせ

29日より発生していた30日間Linuxメールセミナー
システム障害が完全に解消されたことをお知らせします。

受講生の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。

また、今後ともよろしくお願いします。



pakira9 at 14:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!障害報告 

2004年12月29日

30日間Linuxメールセミナーシステム障害のお知らせ

30日間Linuxメールセミナーシステム障害のお知らせ

12/29にメールサーバーにて、予想外のアクシデントが発生し、
現在メールセミナーの登録・配信ができない状態になっています。

サーバー管理会社の方で復旧作業をしておりますので、
ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願
いいたします。


pakira9 at 15:34|PermalinkComments(0)TrackBack(1)clip!障害報告 

2004年12月28日

cpコマンド ファイルをコピーする

Linuxコマンド

cpコマンド
ファイルをコピーする

■-- 文法 --■

cp (オプション) 「コピー元ファイル名」 「コピー先ファイル名」


■-- オプション -- ■

-p ファイルの所有者、タイムスタンプ、アクセス権限などの情報もコピーする
-i コピー先ファイル名が既にある場合、コピーするかどうか確認をする
-f コピー先ファイル名が既にある場合でも、強制的に上書きする
-r ディレクトリーごとコピーする


-----------------------------------------
$ ls            ←ファイルを表示
data.dat out.txt
$ cp data.dat data_new.dat ←「data.dat」を「data_new.dat」へコピーする
$ ls
data.dat data_new.dat out.txt ←「data_new.dat」が新しくコピーされる
-----------------------------------------

-----------------------------------------
$ ls -l         ←ファイルを表示 
total 16
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:46 data.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 out.txt
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 test.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:47 tmp.dat
drw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 18 20:47 dir/

$cp -r dir/ dir2/ ←「cp」コマンドにオプションで「-r」をつける
$ls -l
total 16
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:46 data.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 out.txt
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 test.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:47 tmp.dat
drw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 18 20:47 dir/
drw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 18 20:47 dir2/

 ●ディレクトリ「dir/」が「dir2/」へコピーされます
-----------------------------------------

-----------------------------------------
$ ls ←ファイルを表示
data.dat out.txt test.dat tmp.dat
$ cp test.dat tmp.dat ←すでに存在するファイル名でコピーを実行
cp: overwrite `tmp.dat'? y ←上書きするかの確認 (y=yes n=no)

  
$ cp -f test.dat tmp.dat ←強制的に上書きする

●「-f」をオプションにつけることによって強制的に上書きすることができます
-----------------------------------------

■『これは便利は使い方』
  1. コピー先ファイル名を「.」にすると、現在アクセスしているディレクトリに
   ファイルがコピーされます。
-----------------------------------------
$ ls
data.dat data_new out.txt test.dat tmp.dat

$ cp /usr/local/src/localtest.txt . ←コピー先に「.」を指定
$ ls
data.dat data_new localtest.txt out.txt test.dat tmp.dat

↑「/usr/local/src/」ディレクトリにある「localtest.txt」ファイルが
    現在アクセスしているディレクトリにコピーされます。

-----------------------------------------

2.ファイルを複数コピーする
-----------------------------------------
$ cp out.txt test.dat tmpdir/
    ↑コピー元ファイル名をスペースで複数指定して、コピー先にはディレク
     トリを指定する


$ ls tmpdir/    ←コピー先フォルダの中身を確認する
out.txt test.dat

●複数のファイルが指定したディレクトリへコピーされます。



lsコマンド 自分がアクセスしているディレクトリ内のファイル一覧を表示する(Linuxコマンド)

Linuxコマンド

lsコマンド
自分がアクセスしているディレクトリ内のファイル一覧を表示する

■-- 文法 --■

ls (オプション) (パス)


■-- オプション -- ■

-a 隠しファイル(ピリオドから「.」始まるファイル)も表示する
-1 1列で表示する
-l 詳細情報を表示する
-t タイムスタンプ順にソート(昇順)して表示する
-r 降順で表示する

-----------------------------------------
$ ls ←コマンド実行
data.dat out.txt test.dat tmp.dat ←ファイルが表示される
-----------------------------------------

-----------------------------------------
$ ls -l     ←「ls」の右に「-l」をオプションとしてつける     
total 16
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:46 data.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 out.txt
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 test.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:47 tmp.dat

 ●詳細はファイルの様々な属性を表示します。左から

   ・ファイルモード(ファイルタイプ・アクセス権限)
   ・リンクカウント
   ・所有者
   ・グループ
   ・ファイルサイズ
   ・タイムスタンプ
   ・ファイル名

   となります。

     ※ファイルタイプとはそのファイルがディレクトリか
      普通のファイルかをあらわすものです。
-----------------------------------------

-----------------------------------------

$ ls -t ←「ls」の右に「-t」をオプションとしてつける
tmp.dat data.dat test.dat out.txt

   ●作成された時間が新しいファイルから右に表示されます。
-----------------------------------------

-----------------------------------------
$ ls -lt ←オプションは組み合わせることが可能
total 16
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:47 tmp.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:46 data.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 test.dat
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5 Aug 12 00:45 out.txt

●詳細を表示して、作成された時間が新しい順で表示されます。



2004年12月27日

ノートパソコンでデュアルモニター

VaioのB5サイズのノートをメイン機として使っているのですが、
いつも不便だと感じていたことがあります。

それは、画面が小さいこと。

B5サイズのノートPCとしては、パワーもあり、ワイドスクリーン
で性能的には不満はないのですが、やはりB5サイズノート。

A4サイズのノートや、デスクトップの画面の使いやすさにはかないません。

そこで、最近あまり使わなくなった、DellのTFT液晶をVaioにつなげて
デュアルモニターにしてみました。

最近のノートPCは最初からデュアルモニター対応になっているので
簡単な設定であっさりとできてしまいます。

使い心地はというと、、、、


     「 最高!(笑) 」



「画面スペースが広いってことはこんなに便利なのか!」

と感動するくらい理想の環境になりました。

文章を書くことが多いので、同時にたくさんの文章ファイルを開いて、
「alt」+「tab」でファイルを切り替えて使います。
やったことのある人ならわかると思いますが、その切り替えが非常に面倒なんです(笑)

でも、このデュアルモニターなら、片方のモニターに、常に開いておく
ファイルを表示して、もう片方の画面で文章を書けば、切り替える必要がないので
作業効率が上がったことを実感できます。

もし、家に余っているモニターがあるなら、デュアルモニターにすることを
おすすめしますよ。

▼ 参考サイトです。
デュアルモニターに必要なもの
ソフトデュアルモニター


pakira9 at 12:29|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!コラム 

2004年12月25日

Linuxの小技 dateコマンドで日時をファイル名に付けよう!2

◆ [ 日時をファイル名に付けよう!2]

コマンドで日付や時間を取得して、ファイル名にする方法を紹介します。

これができるようになると、ファイルの管理が日付単位で管理できたり、
バックアップした日が一目でわかるようになります。


http://1linux.livedoor.biz/archives/10949128.html


ファイル名に日付を付ける場合

mv file_test.txt file_test.txt_`date +%y%m%d`

↑の様に、mvコマンドで、ファイル名の後ろに「 `date ++%y%m%d`
とすると、実行日当日の日付が付けられるというお話をしました。

でも、それだと毎回「`date +%y%m%d`」と記述しないといけないので、
かえって面倒です。

そんな時は、これから紹介するテクニックで、楽しちゃいましょう!

----------------------------------------

Linuxにログインして、下に紹介しているコマンドを入力してください。

$ cd     ← 「cd」コマンドでホームディレクトリへ移動します。

$ pwd     ← 「pwd」コマンドで現在のディレクトリを確認します。
/home/pakira ←「/home/ユーザ名」になっていれば、OKです。

$ ls -la   ←「ls -la」で「.」ではじまる隠しファイルを表示させます。
合計 28
drwx------ 2 pakira pakira 4096 10月 7 19:26 .
drwxr-xr-x 7 root root 4096 10月 7 19:26 ..
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 24 10月 7 19:26 .bash_logout
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 191 10月 7 19:26 .bash_profile
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 124 10月 7 19:26 .bashrc
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5531 10月 7 19:26 .canna


今回、編集するファイルは、「.bash_profile」ファイルです。
これは、Linuxで使用するユーザの環境を設定するファイルです。

では、早速編集してみましょう。
ファイルの編集には、「viエディッタ」を使用します。

↓viエディッタの使用方法については、こちらを参照してください。
http://blog-topics.com/archives/2004/10/linuxvi.html


$ vi .bash_profile

■ 変更前
-----------「.bash_profile」ファイルの内容 ----------

# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs

PATH=$PATH:$HOME/bin

export PATH
unset USERNAME

----------------------------------------

↑多少、あなたのLinuxに、表示されている内容と違うかもしれませんが、
大体は同じだと思います。

このファイルに次の一行を追加してください。

『 export DAY=`date +%y%m%d` 』


■ 変更後
----------------------------------------

# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs

PATH=$PATH:$HOME/bin

export PATH
unset USERNAME

export DAY=`date +%y%m%d` ←ここへ追加します。

----------------------------------------

ファイルを保存して、viエディッタを終了したら、引き続き下のコマンドを入
力してください。


$ source ~/.bash_profile ←「source」コマンドで設定を反映させます。


では、早速うまく設定できているか、確認してみましょう!


$ touch test.txt ←「touch」コマンドでtest.txtを作成します。

$ ls -l       ←「ls -l」で作成されたファイルを確認します。
合計 0
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 0 10月 7 19:37 test.txt

$ mv test.txt test.txt_$DAY ←「mv」コマンドで「test.txt」ファイルを
                リネームします。


$ ls -l  ←「ls -l」でリネームされたファイルを確認します。
合計 0
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 0 10月 7 19:37 test.txt_041007

↑のように、ファイル名の後ろに日付が表示されていれば、OKです。


「mv」コマンド実行時に、変更後のファイル名の後ろに「$DAY」という
ものを指定してます。これは、viエディッタで編集した「.bash_profile」
ファイルに設定した定義になります。

export DAY=`date +%y%m%d`」に設定しましたが、意味としては


●「`date +%y%m%d`」の結果を「DAY」にいれなさい。


という事になります。もちろん、この「DAY」の部分は、あなたの
好きな文字にしても、ぜんぜん問題ありません。

たとえば、「D」であったり、「TODAY」であっても大丈夫です。

export D=`date +%y%m%d`
export TODAY=`date +%y%m%d`


ただ、注意してほしいのは、「.bash_profile」で設定した定義が「DAY」なら
コマンドを実行する場合は、「$DAY」という形で、頭に「$」を付けるのを
忘れないでください。
( DやTODAYでも同じです。)

これは、シェルスクリプトを知っている方ならわかるのですが、
Linux上、この「DAY」は、「変数」という扱いになっているために
「$」が必要になっています。

これは決まりですので、ぜひ、一緒に覚えておいてくださいね。


▼ 今日、登場したコマンドは↓のページにリファレンスがありますので
活用してください。

  Linuxコマンドリファレンス




2004年12月18日

Linuxの小技 dateコマンドで日時をファイル名に付けよう!

◆ [ 日時をファイル名に付けよう!]


サーバーを使っていると、ファイルをバックアップをする時や、
ファイル名を別名にするときに、いつ、その作業をしたのか、
わからなくなる時とかありませんか?

例えば、

「設定ファイルを変更したけど、いつ変更したっけ?」
「このファイルをバックアップしたのはいつだっけ?」

という具合にです。

Linuxを使っていると、1度や2度必ず、そうゆう場面に出くわします。

そこで、一目でいつ、そのファイルを変更したがかわかると、
とても便利ですよね?

実は、サーバー管理をするうえでファイルの日付管理はとても
大切な事なんですよ。

実際、私の働いている現場では、設定ファイルを変更すると、変更前の
ファイルは削除しないで、必ず保存しておくルールになっています。
それは、設定を変更した事によって、何かトラブルが起きても、すぐに
元に戻せるようにする為です。

その時の決まりとして、変更前の設定ファイルには、変更当日の日付
をつけて、管理するという決まりまであります。

具体的に言うと、


        『 ファイル名 + 日付 』


という形式で、ファイル名に日付をつけて、バックアップをするわけです。

だから、過去に何度も設定を変更しているファイルは、日付だけが違う
ファイルがいくつもあります(笑)

そのくらい、日付管理は大切ですので、今日のテクニックはぜひ覚えて
ください。きっと、この他の場面でも色々と役に立つと思いますよ。

でも、単純に「mv」コマンドで、直接自分でファイル名に日付をつけても
面白くないので、今日は、コマンドでファイル名に日付をつける方法を紹介
します。

■ mvコマンドが何?という方はこちら



日付を表示するコマンドは「 date 」コマンドを使います。
試しに実行してみましょう!

---- 実行例 ----------------------------

$ date
2004年 8月 26日 木曜日 21:01:35 JST

----------------------------------------

日付が表示されました。
これを↓のように実行してください。

---- 実行例 ----------------------------

$ date +%y%m%d
040826

----------------------------------------

どうですか?「2004年 8月 26日」が「040826」になりましたか?
じゃあ、早速これをファイル名に付けてみましょう!

---- 実行例 ----------------------------

$ touch file_test.txt ←touchコマンドで「file_test.txt」
            ファイルを作ります。

$ ls -l         ←ファイルの情報を表示します
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 0 8月 26 05:50 file_test.txt

----------------------------------------

---- 実行例 ----------------------------

$ mv file_test.txt file_test.txt_`date +%y%m%d` ←コマンドを実行します

$ ls -l        ←ファイル名が変わっているか確認します
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 0 8月 26 05:50 file_test.txt_040826

----------------------------------------

どうです?

上の様にファイル名に、実行した当日の日付が追加されましたか?

「file_test.txt」ファイルが「file_test.txt_040826」のように
なれば成功です。

ファイル名の後ろに「`date +%y%m%d`」をつけると、日付を
ファイル名に付けることができます。

でも、、、、。

コマンドの度に「`date +%y%m%d`」と入力していたら、かえって
面倒ですよね(^^;;

「それなら、mvコマンドでやるよ」っていわれてしまいそうです(汗

大丈夫!もっと簡単に出来る方法を『 次回 』紹介しますので
楽しみにしていてくださいね!



2004年12月17日

ライブドアにブログ作ってみました UNIX/Linuxコマンド Topics

こんにちわ。pakiraです。
私はUNIX/Linuxコマンド Topicsというサイトを
運営しています。

興味でライブドアにブログを作ってみました。
一応、自前のブログサイトも持っているのですが、
徐々にこちら側に移行しようかと考えています。

これからよろしくお願いします(^^*)

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無料メールセミナーっていうのをやっています。

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