Linuxの小技

2005年01月19日

rootパスワードがわからない!ログインできない!のときの対処法

rootパスワードがわからない!ログインできない!のときの対処法


最近、2台目のLinuxサーバーにFedora Coreをインストールしました。
インストール終了後起動してみると、ログインユーザ、パスワードを
一切受け付けてくれません。

設定はインストールの時にちゃんとしたはずなのに。。。
rootでもログインできませんでした。

きっとどこかで、パスワードを入力し間違ったのでしょう。
仕方ないので、再インストール・・・。


。。。なんてことはしません。


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pakira9 at 03:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2004年12月25日

Linuxの小技 dateコマンドで日時をファイル名に付けよう!2

◆ [ 日時をファイル名に付けよう!2]

コマンドで日付や時間を取得して、ファイル名にする方法を紹介します。

これができるようになると、ファイルの管理が日付単位で管理できたり、
バックアップした日が一目でわかるようになります。


http://1linux.livedoor.biz/archives/10949128.html


ファイル名に日付を付ける場合

mv file_test.txt file_test.txt_`date +%y%m%d`

↑の様に、mvコマンドで、ファイル名の後ろに「 `date ++%y%m%d`
とすると、実行日当日の日付が付けられるというお話をしました。

でも、それだと毎回「`date +%y%m%d`」と記述しないといけないので、
かえって面倒です。

そんな時は、これから紹介するテクニックで、楽しちゃいましょう!

----------------------------------------

Linuxにログインして、下に紹介しているコマンドを入力してください。

$ cd     ← 「cd」コマンドでホームディレクトリへ移動します。

$ pwd     ← 「pwd」コマンドで現在のディレクトリを確認します。
/home/pakira ←「/home/ユーザ名」になっていれば、OKです。

$ ls -la   ←「ls -la」で「.」ではじまる隠しファイルを表示させます。
合計 28
drwx------ 2 pakira pakira 4096 10月 7 19:26 .
drwxr-xr-x 7 root root 4096 10月 7 19:26 ..
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 24 10月 7 19:26 .bash_logout
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 191 10月 7 19:26 .bash_profile
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 124 10月 7 19:26 .bashrc
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 5531 10月 7 19:26 .canna


今回、編集するファイルは、「.bash_profile」ファイルです。
これは、Linuxで使用するユーザの環境を設定するファイルです。

では、早速編集してみましょう。
ファイルの編集には、「viエディッタ」を使用します。

↓viエディッタの使用方法については、こちらを参照してください。
http://blog-topics.com/archives/2004/10/linuxvi.html


$ vi .bash_profile

■ 変更前
-----------「.bash_profile」ファイルの内容 ----------

# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs

PATH=$PATH:$HOME/bin

export PATH
unset USERNAME

----------------------------------------

↑多少、あなたのLinuxに、表示されている内容と違うかもしれませんが、
大体は同じだと思います。

このファイルに次の一行を追加してください。

『 export DAY=`date +%y%m%d` 』


■ 変更後
----------------------------------------

# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs

PATH=$PATH:$HOME/bin

export PATH
unset USERNAME

export DAY=`date +%y%m%d` ←ここへ追加します。

----------------------------------------

ファイルを保存して、viエディッタを終了したら、引き続き下のコマンドを入
力してください。


$ source ~/.bash_profile ←「source」コマンドで設定を反映させます。


では、早速うまく設定できているか、確認してみましょう!


$ touch test.txt ←「touch」コマンドでtest.txtを作成します。

$ ls -l       ←「ls -l」で作成されたファイルを確認します。
合計 0
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 0 10月 7 19:37 test.txt

$ mv test.txt test.txt_$DAY ←「mv」コマンドで「test.txt」ファイルを
                リネームします。


$ ls -l  ←「ls -l」でリネームされたファイルを確認します。
合計 0
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 0 10月 7 19:37 test.txt_041007

↑のように、ファイル名の後ろに日付が表示されていれば、OKです。


「mv」コマンド実行時に、変更後のファイル名の後ろに「$DAY」という
ものを指定してます。これは、viエディッタで編集した「.bash_profile」
ファイルに設定した定義になります。

export DAY=`date +%y%m%d`」に設定しましたが、意味としては


●「`date +%y%m%d`」の結果を「DAY」にいれなさい。


という事になります。もちろん、この「DAY」の部分は、あなたの
好きな文字にしても、ぜんぜん問題ありません。

たとえば、「D」であったり、「TODAY」であっても大丈夫です。

export D=`date +%y%m%d`
export TODAY=`date +%y%m%d`


ただ、注意してほしいのは、「.bash_profile」で設定した定義が「DAY」なら
コマンドを実行する場合は、「$DAY」という形で、頭に「$」を付けるのを
忘れないでください。
( DやTODAYでも同じです。)

これは、シェルスクリプトを知っている方ならわかるのですが、
Linux上、この「DAY」は、「変数」という扱いになっているために
「$」が必要になっています。

これは決まりですので、ぜひ、一緒に覚えておいてくださいね。


▼ 今日、登場したコマンドは↓のページにリファレンスがありますので
活用してください。

  Linuxコマンドリファレンス




pakira9 at 00:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2004年12月18日

Linuxの小技 dateコマンドで日時をファイル名に付けよう!

◆ [ 日時をファイル名に付けよう!]


サーバーを使っていると、ファイルをバックアップをする時や、
ファイル名を別名にするときに、いつ、その作業をしたのか、
わからなくなる時とかありませんか?

例えば、

「設定ファイルを変更したけど、いつ変更したっけ?」
「このファイルをバックアップしたのはいつだっけ?」

という具合にです。

Linuxを使っていると、1度や2度必ず、そうゆう場面に出くわします。

そこで、一目でいつ、そのファイルを変更したがかわかると、
とても便利ですよね?

実は、サーバー管理をするうえでファイルの日付管理はとても
大切な事なんですよ。

実際、私の働いている現場では、設定ファイルを変更すると、変更前の
ファイルは削除しないで、必ず保存しておくルールになっています。
それは、設定を変更した事によって、何かトラブルが起きても、すぐに
元に戻せるようにする為です。

その時の決まりとして、変更前の設定ファイルには、変更当日の日付
をつけて、管理するという決まりまであります。

具体的に言うと、


        『 ファイル名 + 日付 』


という形式で、ファイル名に日付をつけて、バックアップをするわけです。

だから、過去に何度も設定を変更しているファイルは、日付だけが違う
ファイルがいくつもあります(笑)

そのくらい、日付管理は大切ですので、今日のテクニックはぜひ覚えて
ください。きっと、この他の場面でも色々と役に立つと思いますよ。

でも、単純に「mv」コマンドで、直接自分でファイル名に日付をつけても
面白くないので、今日は、コマンドでファイル名に日付をつける方法を紹介
します。

■ mvコマンドが何?という方はこちら



日付を表示するコマンドは「 date 」コマンドを使います。
試しに実行してみましょう!

---- 実行例 ----------------------------

$ date
2004年 8月 26日 木曜日 21:01:35 JST

----------------------------------------

日付が表示されました。
これを↓のように実行してください。

---- 実行例 ----------------------------

$ date +%y%m%d
040826

----------------------------------------

どうですか?「2004年 8月 26日」が「040826」になりましたか?
じゃあ、早速これをファイル名に付けてみましょう!

---- 実行例 ----------------------------

$ touch file_test.txt ←touchコマンドで「file_test.txt」
            ファイルを作ります。

$ ls -l         ←ファイルの情報を表示します
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 0 8月 26 05:50 file_test.txt

----------------------------------------

---- 実行例 ----------------------------

$ mv file_test.txt file_test.txt_`date +%y%m%d` ←コマンドを実行します

$ ls -l        ←ファイル名が変わっているか確認します
-rw-r--r-- 1 pakira pakira 0 8月 26 05:50 file_test.txt_040826

----------------------------------------

どうです?

上の様にファイル名に、実行した当日の日付が追加されましたか?

「file_test.txt」ファイルが「file_test.txt_040826」のように
なれば成功です。

ファイル名の後ろに「`date +%y%m%d`」をつけると、日付を
ファイル名に付けることができます。

でも、、、、。

コマンドの度に「`date +%y%m%d`」と入力していたら、かえって
面倒ですよね(^^;;

「それなら、mvコマンドでやるよ」っていわれてしまいそうです(汗

大丈夫!もっと簡単に出来る方法を『 次回 』紹介しますので
楽しみにしていてくださいね!



pakira9 at 14:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!